家族介護教室に講師として登壇|介護のお悩みと福祉用具の活用について





5月23日(土)、鎌倉婦人子供会館にて開催された
「家族介護教室 ケアマネさんと考える~介護で困った!こんなときどうする?~」
に講師としてお招きいただきました。
地域で介護に関わるご家族や支援者の皆様とともに、介護に関する不安や困りごとについて考える貴重な機会となりました。
第一部:ケアマネジャーと考える介護の困りごと
第一部では、
- 脳梗塞後に入院中で、あと2週間で退院を控えている方
- 認知症と診断されたばかりで不安が強い方
をテーマに、ご家族が抱える心配事や、ケアマネジャーから提案できる支援について話し合いました。
介護は、ご本人だけでなくご家族の不安も大きなものです。
退院後の生活や認知症への対応など、実際の事例を通して「どのような支援ができるのか」を参加者の皆様と一緒に考える時間となりました。
第二部:車椅子や歩行器を使った実践的な介護支援
第二部では、理学療法士による「車椅子から椅子へ、安全に楽に乗りうつる方法」の実演が行われました。
また、弊社の福祉用具専門相談員より、
「こんな困りごと、こんな道具で解決できます」
をテーマに、福祉用具の活用方法についてお話しさせていただきました。
当日は、弊社スタッフ2名が折りたたみ式車椅子や歩行器を持参し、参加者の皆様と直接お話しする機会もいただきました。
実際に福祉用具をご覧いただきながら、
- 車椅子にはどんな種類があるの?
- この車椅子は軽いほうなの?
- 歩行器を使っていて後ろに倒れてしまう場合はどうしたらいいの?
など、多くのご質問をいただきました。
歩行だけではない、日常生活のさまざまな困りごと
車椅子や歩行器への関心が高いのは、「歩くこと」が自立した生活にとても大切だからだと思います。
しかし、介護が必要になる場面では、歩行以外にもさまざまな困りごとが生じます。
例えば、
- 箸づかいがぎこちなくなってきた
- 瓶のふたが開けられない
- 着替えに時間がかかるようになった
- 立ち上がる時にどこかにつかまりたい
といった日常生活のお悩みです。
また、同じ「箸が使いにくい」という症状でも、原因が麻痺なのか振戦(ふるえ)なのかによって解決方法は異なります。
立ち上がる動作も、
- 椅子から立ち上がる場合
- 床から立ち上がる場合
- ベッドから立ち上がる場合
では必要な支援や福祉用具が変わってきます。
年齢や病状、介護度、お住まいの環境、そして何よりご本人がどのような生活を送りたいかによって、最適な解決方法は異なります。
そうした一人ひとりに合わせたご提案を行うのが、私たち福祉用具専門相談員の役割です。
「最近なんだか使いにくいな」
「今までできていたことが大変になってきたな」
と感じた時は、ぜひお気軽にご相談ください。
地域とのつながりを大切に
最後は、笑ん座カフェさんのお菓子をいただきながら、参加者の皆様と歓談しました。
地域で介護を支える皆様と直接お話しできる、大変有意義な時間となりました。
このような市内事業者と地域の皆様を結ぶ貴重な機会をつくってくださった鎌倉きしろ様、誠にありがとうございました。
今後も地域の皆様が安心して生活できるよう、福祉用具や介護に関する情報発信・相談支援に努めてまいります。

