鍼灸マッサージ師に訊く | ❶国試の勉強、コツはある!?

鍼灸師国家試験・ あん摩マッサージ指圧師国家試験

学生の皆さんは出願も済ませ、2月の『鍼灸師国家試験・あん摩マッサージ指圧師国家試験』

に向けて準備をすすめている時期だと思います。

今回は社内の鍼灸師&あん摩マッサージ指圧師有資格者に

『国試の勉強で頑張ったこと・工夫したこと』を聞きました。

国試の勉強で頑張ったこと・工夫したこと

  1. 丸暗記が苦手だったので、過去問をやって問題と答えを関連付けて覚えたと思います。
  2. 専門学校3年生の9月からは、内定をもらった病院で毎日研修をしていました。
    昼食は5分で済ませて午後の外来に向かうという日々だったため、
    電車の中でのスキマ時間を活用して勉強していました。
  3. 試験勉強を一通りやった後は、歴代の過去問集をかき集めて、
    その中で教科書には載っていない文言をひたすら書き出して、
    それを調べてを繰り返して、最後はその文言を使って自作の問題を作ってクラスメイトに出し、
    過去問集は、一度解いたら、あとは参考書代わりに使用していました。
  4. 『A3ノートを使って!』A4サイズのノートにギチギチ書くよりA3ノートの方が
     のびのび書けて頭に入りやすかったし見直した時に読みやすい!
     でもデカくて邪魔だから自宅用!笑

    ・絶対覚えたいキーワードはカラフルな付箋に書いて!色と連動して思い出しやすい!
    ・インプットしたらすぐアウトプット!友達と問題出し合ったり教えるのが1番頭に入る!
    ・夜更かし勉強しないで!本番と同じ時間帯で勉強した方が体が慣れてるからより本番に強い!
  5. 臨床医学総論など、文章ばかりの教科書は、自分でノートに表や図に整理しました。
    そうすることで、理解も深まりました。
  6. 大学は文系でしたが、高校まで理科は生物が大好きで得意でした。
    鍼灸マッサージの解剖学や生理学は、高校レベルの内容なのでそれほど難しくはありません。
    東洋療法学校協会の教科書が分かりにくければ、高校の教科書や参考書をもとに、
    ぜひ得点源にしてください。
  7. 過去問を繰り返し弱点補強。

    試験前は体調管理を最優先にし、感染症注意と花粉症対策かな。
    結構くしゃみなど気になったし集中力を欠きます。
  8. 学校に残り、再度解剖学など教えていただく機会があり、復習をさせていただきました。
    私個人は、集中力がもたないので勉強する場所を変えて気分転換していました。
  9. 暗記モノは電車などの隙間時間の有効活用や寝る前の記憶しやすい時間に行う。
    過去問や問題集ばかりやりすぎるとただ文章を覚える作業になって理解力が身に付かないので程々に。
    国試直前は徹夜や丸暗記などは当日パフォーマンスが出せないのでしませんでした。
  10. とにかく過去問!!

真逆に見えるアドバイスもありますが、どの方法で覚えたら思い出しやすいかは人それぞれ。
どの科目も、将来施術するうえでもかならず必要になる知識です。
限られた時間で納得のいく準備が出来るよう、自分に合った勉強法をみつけて、理解を深めてくださいね!

後編「受験生のみなさまへのメッセージ」はこちら>>

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